野外個人レッスンについて
ドーリーのご購入時やレンタル時の使用法説明・操作指導サービスにて、基本的な組立て方と動かし方はご理解頂けると思います。 単にレール上を適当にスライドさせて撮影するだけなどの単純な撮影条件では対応できると思いますが、実際の撮影現場に行って、色々な条件の下で複雑な操作を思うように実現する為には、十二分な事前練習が必要です。 少なくとも数日間は実際に野外に出て、色々な撮影条件で何本ものタイムラプス・シーンを試行錯誤しながら撮影して頂く必要があるかと思います。
多くのカメラマンの皆様は大変業務多忙で、そのような時間が裂けないのが実態ではないかと思います。
弊社がご用意している野外個人レッスン・サービスは、実際の撮影現場で想定できる条件で実践的な操作を丸一日掛けて演習して頂きます。 操作上の肝を確実にご教授致しますので、このレッスンをお受けになれば、必ず本番で思う通りの複雑なモーション操作をこなすことができます。
またレッスン時間中には、タイムラプス撮影から処理に至るまでのあらゆるご質問にも丁寧にご説明させて頂きますので、参加される方のご意向ひとつで極めて収穫の多いトレーニング機会となります。
野外個人レッスンでは、以下の様なプログラム(例)に基づいて、実践的な演習操作を習得して実際に撮影をして頂きます。 この講習による効果は大変大きく、自信を持って撮影現場に挑んで頂けるようになると思います。
AD3ドーリー・システム操作 野外個人レッスン プログラム | ||||||||
レッスン1 | 撮影対象によるアングルの取り方・ドーリーの設置の仕方 | |||||||
レッスン2 | 演習1 : 撮影前の正確な機器調整 | |||||||
レッスン3 | 演習2~7 : 実際の撮影現場で課せられる撮影条件を想定したシミュレーション | |||||||
レッスン4 | 撮影後の処理方法、質疑応答 | |||||||
項目 | 撮影枚数 | インターバル | 所要時間 | レール設定値 | パン設定値 | チルト設定値 | ||
液晶表示 | C | I | T | 1行目 | 2行目 | 3行目 | ||
単位 | 枚 | 秒 | 分 | mm | 1/10度 | |||
演習1 | キャリブレーションを取る | |||||||
演習2 | レールを右に1m移動して、インターバル3秒で、仕上がり15秒の動画を撮る | |||||||
演習3 | レールを左に1m移動して、インターバル4秒で、20分間のシーンを撮る | |||||||
演習4 | レールを右に1m移動して、インターバル3.5秒で、仕上がり8秒の動画を撮る。 その間にパンを右に30度回転する | |||||||
演習5 | レールを左に1m移動して、15分間のシーンを、仕上がり12秒の動画に撮る。 その間にパンを左に20度回転し、チルトを15度上に回転する | |||||||
演習6 | 傾斜レールを右に1m下って、10分間のシーンを、仕上がり5秒の動画に撮る | |||||||
演習7 | 傾斜レールを左に1m上がって、インターバル2.5秒で、仕上がり10秒の動画を撮る。その間にパンを左に45度回転し、チルトを5度下に回転する。 |