SKYPIX Timelapse Creation, スカイピクス・タイムラプス・クリエーション, タイムラプス撮影


 


長期タイムラプス撮影について


数ヶ月以上の長期間にわたって撮影する長期タイムラプスは、無人の遠隔操作撮影システムを使って撮影します〜


業界唯一の独自開発専用撮影システム

■ 撮影システムに要求されるもの

近年、住宅やビル建設現場などでの数カ月以上に及ぶ超長期タイムラプス撮影のご依頼が増えております。 長期タイムラプス撮影は多くの困難を伴います。 安易な撮影方法で挑んでも1カ月程度の期間であれば無事に成功する可能性は高いですが、数か月以上の撮影では必ずと言っていいほど失敗します。 そのほとんどが失敗すると言っても過言ではありません。 期間中想定もしなかった何らかのトラブルに遭遇するのです。 当然無人撮影システムによる撮影となりますが、そのシステムは風雨や温度変化に耐え物理的にも微動だにせずに定位置で安定して撮影を継続しなければなりません。仮設電源を使用する機会も多いので予期せぬ停電など電源のトラブルがあっても自動復旧できる機能も求められます。 一口で言えば、予想もしない何が起きても長い撮影期間中ノートラブルで撮影を継続できる頑強で信頼度の高いシステムが求められています。 またデータの取得・管理・機器のメンテナンスなどには課題が多く、ましてや精細な映像で撮影する為には例え室内からの撮影であったとしてもこれら全ての問題を解決した高度なシステムが必要となります。


■ 弊社独自開発の撮影システム
長期タイムラプス撮影は早くから着目し永年独自に技術開発してきた弊社の得意分野のひとつです。要求されるすべての課題を完全に解決した弊社のシステムはすべて独自に開発したもので、多くの撮影現場での経験を基に改良に改良を重ねた言わば「ノウ・ハウのかたまり」です。 また撮影に使用するカメラはフルサイズの一眼レフカメラで4K(ないしは原画では約6K)の精細映像を撮影しております。 どこに出しても文句の付けられない精細で美しい映像をお約束します。 弊社が開発した独自の撮影システムは雨ざらしの野外、室内での撮影両方共も対応が可能です。 
当社のシステムでは、期間中日々の撮影状況をリアルタイムに監視し続け、撮影済み画像データの回収をインターネット経由で毎日行ないますので、期間が終了して蓋を開けてみたら撮れてなかったなどと言うことは絶対にありません。 超長期タイムラプスの撮影に当たってこれが一番大切なポイントです。
また撮影システムは随時新型システムを開発・投入しています。AC電源が確保できない場所の為にソーラー発電システムを持ったAC電源不要システムも用意しております。さらに、設置場所や設置方法を選ばないCCDカメラを使った超小型システムも開発しております。


■ 最適な特殊画像処理を施します
取得したデータは日によって天気も大きく異なり、一日の中でも時間によりまた雲の流れにより画像の写り方は全く異なったものの連続となります。 これらを単純に並べて動画化してもかなり見づらい映像にしかなりません。 超長期タイムラプス動画の制作には特別なノウハウが必要で、通常のタイムラプス動画の延長線上では良い映像を得ることはできません。 弊社では数々のノウハウを生かして、撮影後のデータ処理では特殊な専用ソフトを用いて心地よい閲覧に供すことができる映像を制作致します。 ご希望の画像サイズで、ご希望の長さ・速度で編集して完全に仕上げた動画ファイル(mp4など)で納品致します。
また、ご要望により撮影期間中にそれまでに撮影した画像を仮処理したタイムラプス映像をお届けすることも可能です。特にお申し出が無い場合でも、撮影開始以後、毎月末にそれまで撮影した画像で仮作成したタイムラプス動画を無料で納品させて頂いております。毎日撮影済みの画像ファイルをダウンロードして回収しているからこそ可能となるサービスです。 


 



常時監視のおかげで未然に防げた撮影事故の実例

 
1.電源を引っこ抜かれた(切られた)
 2.カメラレンズ(機器のガラス面)に何らかのしぶき等がかかって汚れた
 3.カメラの前方(撮影方向)に何か物を置かれた
 4.撮影機材を動かされた、移動された
 5.カメラやレンズの突然の故障(プロ用機材でも必ず製品寿命があり、それは突然訪れる)

 これらすべては普通の写真撮影では問題にならない。
   長期タイムラプス特有のトラブル。そしてもし発生したら撮影はすべて失敗!
 

 

 

 
ご自由にご利用ください。
印刷用説明資料(他社との比較)PDFファイルのダウンロード
印刷用説明資料(常時監視の重要性)PDFファイルのダウンロード
印刷用説明資料(弊社の技術ご紹介)PDFファイルのダウンロード
 


弊社が永年の経験で独自に開発・製作した撮影システムです。 ノウ・ハウのかたまりです。


野外耐雨撮影システムです。 換気装置、結露防止装置、内部温度管理ヒーター、各種タイマー、インターネット接続無線装置、PC、データ・バックアップ用外部HDDなど必要な物をすべて備えています。電源はAC100Vを外部供給します。全てのシステムをキャビネットに集積させた弊社ノウハウの結晶です。 いずれもフルサイズ一眼レフ(CANON EOS 5DMKV)と広角ズームレンズ(CANON EF16-35mm/F2.8)を収納しています。 最大6Kでの精細なタイムラプス映像の撮影が可能です。全てのモデルのキャビネット背面には足場鋼管用ユニバーサル・ジョイントが取り付けられています。 このモデルはAC100VとDC12V両用で、電源が確保できない場所でソーラーパネル発電・蓄電システムを接続して稼働させることができます。



撮影装置設置方法の例です

戸建新築過程を隣家のベランダから撮影。  オフィス・ビル内の内装工事の撮影です。 このような環境では三脚に載せたカメラを制御装置に接続して遠隔撮影が可能です。
カメラ位置が2m程度で良く、地面上に設置出来る場合は、単管パイプで構築する支持構造体に設置します。
AC100Vの電源がどうしても用意できない現場では、ソーラー光発畜電システムを使います。
既設の電信柱に沿わせて構築したコンパクトな撮影用やぐらです。建設工事請負業者様が設置して下さいました。
コン柱に3方向からパイプジャッキベースで固定しているので、簡単コンパクトなやぐらですが大変強固です。
撮影する建設工事現場に隣接する建物屋上にやぐらを組んで設置した例です。カメラ位置が高く、俯瞰に近い撮影アングルが得られます。
この現場でもソーラーパネル(右側)を使っています。このやぐらは建設関係であるお客様のご協力で用意して頂けました。 撮影する建設工事現場に高さ10m近い本宅的なやぐらを建設して頂いた例です。こちらも撮影現場建設業者様のご協力で用意して頂けました。  左のやぐらの最上部に設置した撮影機材です。カメラ位置が地上から高いので俯瞰気味の素晴らしい撮影アングルが得られます。

これ以外にも、以下の撮影事例のように色々な方法で機器を設置して撮影をしております。




自然風景 撮影事例

事例 1.湖畔風景


長野県小海町の松原湖畔にて、マイナス20度の激寒の氷結と降雪の冬や酷暑の夏を乗り越えて1年間以上かけて美しい自然の四季の変化を連続撮影しました。 内蔵したヒーターや排気ファン・システムと、何重にも施されたフェール・セーフ機能のおかげでノン・トラブルで撮影できました。 設置の為に地元の大工さんにご協力頂いて簡単な構造物を作って頂きました。
 



上のシステムで1年間撮影した風景映像です。(オリジナル画像6Kを8Kにコンバート)




事例 2.田園風景


農園に接した倉庫の軒下の角に沿うように単管パイプを取り付けて、その単管パイプに機材を固定しました。



上の様に設置した装置から自家農園の様子を1年間撮影した風景映像です。(近隣のお宅が写っているのでモザイクを入れています。また月の表示を加えています。)




築・建設工事 撮影事例

事例 1.別荘新築

 
別荘地で別荘の新築過程を数カ月にわたって撮影中のようすです。足場パイプをユニバーサル・ジョイントで組合わせて三脚を作り、中心の地面に数十センチ打ち込んだ垂直パイプに固定することで十分な強度の足場を作ることができます。(各三脚の地面端は短い垂直パイプを打ち込みユニバーサル・ジョイントで固定します) 取付の足場については、通常依頼主様側でご準備頂いております。(建設工事現場なのでほとんどの場合建設業者が快く施工して下さっているようです) この現場では装置を2台設置して2カメ撮影をしています。
脚元の白い防水シートは、耐雨制御ボックス(下のビル内に置いてある赤色の物と同じです)に念の為かぶせてあるものです。 一番右の写真は定期メンテナンス中の様子です。





上の建設現場にて4か月間撮影したものです。 上棟日前後は速度を落として編集しています。 (オリジナル画像6Kを4Kにダウン・コンバート)




事例 2.店舗新築



京都府向日市で岡田自動車様が新店舗を建設されました。 9か月に及ぶ長期間撮影になりました。敷地の片隅ギリギリに設置したシステムは長期間の運用にも関わらずノートラブルで働き続けました。 もちろん485Km離れた埼玉県の弊社オフィスから常時監視・遠隔操作を続けました。 この撮影システム以降のモデルは全付加装置をカメラボックス内に収納しており、別途制御ボックスは不要となっています。 

 

 上の工事現場にて9か月間撮影したものです。 工期が長く工事の進展速度は時により随分変わりますので、最後の編集段階で再生速度にかなり大きく緩急をつけて調整します。 撮影枚数は27,000枚に及びました。



事例 3.物流センター新築



半導体商社のコアスタッフ株式会社様の物流センター新築工事です。背景に浅間山を控えた冬は寒さの厳しい現場でしたが無事撮影ができました。
こちらの現場では施工に当たった工事会社様に既存の電柱に沿わせた機材取付け足場を作って頂きました。



上の工事現場にて15ヶ月間撮影したものです。撮影静止画像枚数は81,000枚に達しています。(オリジナル画像6Kを4Kにダウン・コンバート)
動画の長さは如何様にでも編集が可能です。





事例 4.寺社修復



鎌倉の歴史あるお寺、覚園寺様のご依頼で、薬師堂の茅葺屋根の一部葺き替え工事の記録映像を撮影しました。 上に掲載の別荘地と同じように弊社で足場鋼管を使って三脚を構成し撮影システムを固定しました。 この撮影システムも全付加装置をカメラボックス内に収納しており、別途制御ボックスは不要となっています。 AC電源のみご依頼者様にご用意頂きました。




上の工事現場にて2か月間撮影したものです。 後半にドローンから撮影したビデオ映像が加えられています。 (オリジナル画像6Kを4Kにダウン・コンバート)

弊社では補完映像としてこのようなビデオ撮影(ドローンまたはビデオカメラによる撮影)も行なっております。 ビデオ映像と組合わせる事によってより立体的で説得力のある記録映像を作る事が可能です。 ご希望があればご相談ください。

この案件の撮影条件は大変難しく、太陽の日照方向と周りの木々との関係で順光の時間帯は極端にコントラストが強くなり、タイムラプスにすると明暗差の変化が激しくて極めて見にくいタイムラプス動画になってしまいます。 そこでやむを得ず明るい空と重なる木の枝などの細い遮蔽物部分に出やすいハロを覚悟で、あえて逆光の時間帯を選択した上でシャドウ部の明度を保った画像処理を施して動画化しました。 弊社では永年の経験により、与えられた環境でベストの結果が出せるノウハウを提供致します。





事例 5.橋梁工事



JEFエンジニアリング様が、宮城県女川町の先にある出島との間にかける橋梁を近くの女川港の岸壁で1年間をかけて建造し、最後は巨大な台船のクレーンで吊るして出島に向けて港を出て行くまでの一部始終を収めています。 隣地の倉庫の屋上にやぐらを組んでそこに撮影システムを固定しました。 電源は太陽光発電でまかないました。




上の工事現場にてちょうど1年間撮影したものです。  (オリジナル画像6Kを4Kにダウン・コンバート)


この案件の撮影条件は海岸沿いの建物の屋上に設置したやぐらからでしたが、海沿いで大変風が強く常にカメラが激しく揺れて、コマ毎に画像が揺れて(ずれて)おり、ここまで画像をスタビライズする為に特殊画像処理を数限りなく重ねました。弊社では単に撮影するだけではなく、必要に応じ出来る限りの画像処理技術を投下して少しでも素晴らしい仕上がりになるように努力を致します。またその画像処理に対して特に追加料金を頂くことはありません。







その他、全国各地の大型建設工事現場で長期タイムラプス撮影を行っております

  



会社概要  プライバシー・ポリシー
  
(C) SKYPIX JAPAN All rights reserved 2012-2023