LRTimelapseで出来る事
本ページは旧バージョンのLRTimelapse4を例に解説していますが、基本的な機能は現行バージョンであるLRTimelapse6も同じですのでご了承下さい。
昼間の撮影で、被写体や周りの明るさが変化しても、明るさを補正してなめらかに映像化する
カメラの露出条件(絞り・シャッター速度・ISO)を一定にして撮影すると、暗くなったシーンは露出不足となり、真っ黒な部分もできてしまいますが、こう言った問題を100%解決する。
昼間→日没→星空、または星空→日の出→昼間を連続して撮影し、なめらかに変化させながら映像化する
カメラの露出条件(絞り・シャッター速度・ISO)を段階的に変更しながら撮影すると、明るさの変化にも段階がついて滑らかな映像になりませんが、この問題を100%解決する。
全ての映像において細かい明るさのちらつき(フリッカー)などの除去を高度に処理する。Visual Previewで効果を確認しながら何回でも処理を追い詰める事が可能。 映像の一部分だけのリファインも可能。
TIFF、JPGファイルなどの画像ファイルを直接変更せずに、あくまでもRAWファルベースでメタデータ(XMPファイル)を変更しながら処理しますので、何度繰り返しても画像を劣化させません。
画面の明るさだけに限らず、AdobeのLightroomのほとんどの画像編集機能(各種画像調整や各種フィルターやブラシなども)を全コマが滑らかな変化曲線をたどりながら展開して行くようにアニメーション化処理をするので、他のソフトで絶対不可能な思った通りの映像処理が可能。
各フィルターも駆使すれば、日没後の映像の方を明るく多彩にすることすら可能。 単なる明るさの調整、円滑化だけではない所にこのLRTimelapseのはかりしれない可能性が秘められています。
LRTimelapse4による処理の流れ
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※Holy Grail撮影とは、昼から日没、夜から日の出などの撮影で、カメラの絞り、シャッター速度、ISOを段階的に変更させながら撮影する手法です。 撮影された画像の明るさの変化はグラフに現すと鋸の歯状の変化を伴いながら下降または上昇カーブを描きますが、この変化をバック・グラウンドで完全に補償する機能です。 カメラの撮影条件が変化していると自動的にソフトがそれを検知してバック・グラウンドで補償処理を行います。
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LRTimelapse4の代表的な画面
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Holy Grail撮影したタイムラプス画像にキー・フレーム作成処理をしているところです。
この段階でソフトは自動的にHoly Grailを検知して、鋸の歯状に変動している撮影された画像の明るさの変化(プレビュー・スクリーンに表示されている青の曲線)を検知して、自動的にバック・グラウンドで補償処理をします。(オレンジ色の曲線)
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Adobe Lightroomでキー・フレームの画像に対して画像処理をした後で、キー・フレームの全ての画像処理内容をキー・フレーム間の他の複数のファイルになだらかに変化するように変更を加えAuto
Transition処理をしたところです。
プレビュー画面に、変更(編集)を加えた画像要素別のグラフが示され、それらがキ・フレーム間でなだらかに変化しているのが確認できます。
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Visual Previewで変更後のすべてのファイルのプレビューを確認しながら、Deflicker処理をしているところです。プレビューの明るさ曲線(ピンク)に沿って補正曲線が示されます(明るい緑)。 濃いオレンジ色がDeflickerで補正をかける量を示した曲線です。
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最終過程の、ビデオのレンダリング(出力)をするダイアログです。
たくさんのパラメーターを変更・選択できます。
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→詳しくは、チュートリアル・ビデオ、および電子BOOK「究極のタイムラプス撮影と画像処理 〜3軸タイムラプス・ドーリーと画像処理ソフトLRTimelapseを使いこなす〜」(岡 浩一郎著)をご覧下さい。
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